フォンの一口馬主日記Re(関西馬篇)

シルクホースクラブに入会し、一口馬主になりました。実は10年前に一度、あるクラブで一口馬主をはじめました。4世代8頭出資し、未勝利馬3頭、500万下馬1頭、準OP馬3頭。そして、クラシックのトライアルGⅡを勝ったGⅠ2着馬を1頭持っていました。正直、偶然と幸運の賜物ですが、一口馬主でも50人に1人くらいの成績だったと思います。ところが理由あって一口馬主は退会していたのです。Re。再びの。戻ってきました。また重賞を勝ちたい!!

【一口馬主としての短期目標】シーイズトウショウの17単騎

一昨日、お支払いしてきましたところの、

シーイズトウショウの17。

今は、大きな頓挫もなく、無事にデビューして欲しい。それに尽きます。

そんなにポンポン勝てるほど、一口馬主は甘くありません。

 

とは言え、シルクのデビュー率は、9割を超えていますからね。特に、2015年産に至っては、デビュー率10割ですからね。驚きです。

二冠牝馬アーモンドアイ、重賞2勝プリモシーン、毎日杯(GⅢ)勝馬ブラストワンピース、秋に関東の刺客として名が挙がるであろうグローリーヴェイズ といった面々が、既に名を成しています。

 

それにしても、シルクホースクラブのパーティー当日に行われる秋華賞が熱い。

アーモンドアイの3冠への道を考えるに、サンデーサラブレットクラブのラッキーライラックやリリーノーブルは、勿論手強いライバルになることでしょう。また他にも、チャンスのある馬は多くいるでしょう。

だが、しかし…もしかするとアーモンドアイの最大の敵は、同オーナーのプリモシーンかもしれません。どうなる。シルクホースクラブパーティー。

 

閑話休題

シーイズトウショウの17は、シルクホースクラブで募集された2017年産駒の中では、その価格で言えば、上位の4分の1に入っています。すなわち、彼より価格の高い馬は12頭。ちなみに最高価格は、モシーンの17。プリモシーンの全弟ですね。

そして同価格に3頭。

まあシーイズトウショウの17の次の価格帯に、おお化け物いますよね。多分。あの馬、走るでしょう。多分。

シーイズトウショウの17は、父がGⅠを3勝したジャスタウェイで、母もGⅡ含む重賞5勝馬です。

期待するかと言えば、期待はします。けれどもぼくは、近親や友人に長く社台サラブレットクラブやサンデーサラブレットクラブで一口馬主や社台グループオーナーズで共有馬主をしていることもあって、なかなか簡単に勝てないということを長く見てきました。もちろん彼らの最高の笑顔も目撃しましたが。

ぼくは、たまたま小口クラブ(※)で、当たりを引きましたが。呑気に、この馬でGⅠ制覇!なんて言えませんよ。まだまだです。

※今の時代だとシルクも含めて、中口になるのでしょうか。さらに小口クラブが続々と出ていますね。

 

現実、シーイズトウショウの産駒で、重賞を勝った馬は未だにいません。それは、特別珍しいことではないのです。安泰な繫殖など存在し得ない本物の生存競争が、この世界にあるのです。だからこそ競馬は美しい。

 

話を戻すと、シーイズトウショウの産駒で唯一まともに成果を出しているのが、トウショウピストです。先週、ぼくが馬券でコテンパンにやられた北九州記念に出走していましたね。オーロカップ(OP)を勝ったバリバリのOP馬です。獲得賞金から言って、トウショウピストは、収支で言えば黒字の馬と推定できます。

兄を超える馬になって欲しいです。そうなるとリステッドレース勝利による親孝行が分かりやすいこの馬に期待する短期≒単騎目標です。

これでも十分、現状では、根拠の乏しい(ないとは言いませんが)夢物語と笑われる方々もいるかもしれませんね。