フォンの一口馬主日記Re(関西馬篇)

シルクホースクラブに入会し、一口馬主になりました。実は10年前に一度、あるクラブで一口馬主をはじめました。4世代8頭出資し、未勝利馬3頭、500万下馬1頭、準OP馬3頭。そして、クラシックのトライアルGⅡを勝ったGⅠ2着馬を1頭持っていました。正直、偶然と幸運の賜物ですが、一口馬主でも50人に1人くらいの成績だったと思います。ところが理由あって一口馬主は退会していたのです。Re。再びの。戻ってきました。また重賞を勝ちたい!!

【血統読解】シーイズトウショウの17_父ジャスタウェイ_父父ハーツクライ_④その他のチャンピオン・ハーツ産駒

ちょっと間が空きました。仕事もプライベートもようやく落ち着いてきました。

今日からこのブログも本格的に、復帰です。

 

さて本題。

ハーツクライ産駒のGⅠ馬は、海外のそれも含め7頭9勝を挙げています。その内訳としては、ジャスタウェイを除き、GⅠ1勝馬ではあります。

 

2013年10月27日、ジャスタウェイ天皇賞を勝ち、JRAGⅠ初勝利。翌年3月29日には、ドバイデューティフリーで海外GⅠを制覇。

この後、2015年の5末からの流れが半端ではありませんでした。

5月25日ヌーヴォレコルト優駿牝馬オークス)、6月1日ワンアンドオンリー東京優駿日本ダービー)、6月8日ジャスタウェイ安田記念東京競馬場noGⅠを3連勝しました。

この年は10月18日にも、アドマイヤラクティがオーストラリアでコーフィールドCを勝ち、ハーツクライ産駒が国内外でGⅠを5勝しました。

そこから3年以上、ハーツクライ産駒のGⅠ勝ちはありませんでした。

 

2017年11月26日に、シュヴァルグランジャパンCを勝つに至り、この時点で勝った国内GⅠは全て府中であり、海外も含めて全て左回りでした。

 

そして上記のハーツクライ産駒の配合は、父の米血をニアリークロスで増幅させることにより、トニービンから受け継ぐ「ナスルーラ+ハイペリオン」の資質を2010年代仕様にスピード補強すること目的で成され、見事に成功したのだと推定できます。

 

ハーツクライ産駒は、府中でしかGⅠ勝てない、中山阪神では用なしといよいよ囁かれ始めた途端にタイムフライヤーがホープフルSを勝ちました。そして記憶も新しい2018年4月1日にスワーヴリチャードが大阪杯を勝ちました。

タイムフライヤーもスワーヴリチャードも、基本的にはハーツの定番パターン狙いの配合です。

 

ジャスタウェイが今のところ、ハーツクライの後継候補暫定一位として、まずはハーツクライで成功したパターンを踏襲してみるというのが良いかと思います。

 

ところがシーイズトウショウの17は、踏襲していないのですよね。別の仕掛けを試みている配合です。うまくいけば別の成功パターンができますし、他の(将来ハーツクライ系と呼ばれる?)リヴァル達との争いの中で、独自性を出せると考えます。

と言うことは、ぼくはシーイズトウショウの17が種牡馬になれるほど期待しているのか?率直に言って、出資する牡馬は皆種牡馬にはなって欲しいことは事実です。

しかしこれまでもデビューすらしていない馬です。ただの願望でしかありません。

それにぼくは、未出走未勝利ならどうしようと不安を抱えながら見ていました。彼に対してもまた同様の心境です。

 

リンクは、3連休で整理します。